【家事をしない夫にイライラしない方法】“影響の輪”で家事を軽減しよう!


「もっと家事を手伝ってほしいのに、何で伝わらないの……」
- 仕事だけじゃなくて、家庭のことも考えてよ!
- 「ご飯は?」じゃないでしょ!私はあなたの親じゃないのよ!
- スマホ見る暇があるなら子どもをみてよーー!
そんなモヤモヤ、ありませんか?
子育ては、ただでさえ負担が大きく、気づけば“ひとりで抱えこんでいる”毎日。
でも、夫に「やってよ」とぶつかってばかりでは、こちらの心がすり減ってしまいます。
この記事では、障がい児を子育てしているわが家が実践した、
『影響の輪』という考え方をもとに、 夫婦間のギスギスを減らし、家事を分担するための関係性を築くヒントを紹介します。
『影響の輪』とは?夫婦関係にも使える考え方

そもそも『影響の輪』って何?
これは世界的ベストセラー『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)に出てくる言葉です。
『影響の輪』とは、「自分が行動することで変化や影響を与えられるもの」の範囲を指します。
簡単に言えば、自分の生活習慣や考え、言葉や態度など、自分の意思で変えることができる領域です。
これがイライラの原因?『関心の輪』
対になる考え方として、『関心の輪』というものがあります。
これは、自分が関心を持っていても、直接コントロールできないことを指します。
残念ながらこれらは、自分の力では直接変えられないことです。
そこで大切なのが、“自分が変えられること=影響の輪”に目を向けること。
ここで重要なことは、影響の輪は自分の行動次第で広げていけるということです。
自分ができることに集中し続けていけば、その変化はやがて周囲にも伝わります。
少しずつ信頼が生まれ、『影響の輪』が広がり、自然と相手の行動にも変化が生まれる可能性があるのです。
一方で、「関心の輪」にばかりエネルギーを注ぐ人は、他人への不満や環境への文句ばかりになり、かえって自分の『影響の輪』を小さくしてしまいます。
自分の言動を少し変えるだけで、
パートナーの反応が少しずつ変わっていくことも本当にあるんです。
『影響の輪』を広げる3ステップ
では実際に、『影響の輪』を広げるためのステップをご紹介します!

①自分が変えられることをリストアップする

実際に、あなたのご家庭の中で「何が自分で変えられることなのか」
を書き出してみるのがおすすめです!
②”変えられないこと”は『関心の輪』として切り分ける


「どうしてわかってくれないの……」
「また期待して裏切られた……」
こんな気持ちになったこと、ありませんか?
でもそれは、自分ではどうにもできない「関心の輪」にエネルギーを注いでしまっている状態なんです。
コントロールできないことを気にしすぎると、ストレスばかりが溜まってしまいます。
まずは「これは私には変えられないこと」と認識し、手放すことが大切です。
③『影響の輪』の中にある行動に集中する
大切なのは、自分の行動や発言で変えられることに意識を向けることです。
たとえばこんな行動が、あなたの「影響の輪」を少しずつ広げてくれます。
- 相手を責める口調を、相談する口調に変える
- やるべき家事をリスト化して家事を共有しやすくする
- 「ありがとう」を意識して伝える
- 話し合う時間をつくって、お互いの負担を見直す

『影響の輪』を広げていくには時間がかかります。
自分にできることに注目して、少しずつより良い関係を築いていきましょう。
そもそも「家事の総量を減らす」が鍵だった
家事は「分担するもの」と考えがちですが、
そもそもの“家事の量”を減らすことができれば、もっと楽になると思いませんか?
ここでは、「影響の輪」の中で実践できる“家事の絶対量を減らす工夫”をご紹介します。
- 時短家電の導入(ルンバ・ドラム式洗濯機・自動調理鍋など)
- 家事代行サービスの活用
- 宅食サービス・ネットスーパーの利用
- 行政のファミリーサポート制度を活用
- 訪問看護などの公的支援(障がい児家庭向け)
- 実家の近くに住み、頼れる環境をつくる
こうした「周りのサポート」を使うことで、家事や育児の負担は想像以上に減らせます。
※それぞれの詳細については、今後別の記事で詳しくご紹介予定です!
行動してラクしよう!

今回お話しした『影響の輪』は、決して難しい考え方ではありません。
ただ、「自分が変えられること」に目を向けるだけで、心がふっと軽くなる瞬間があるのです。
実際に私は、まず妻に「ありがとう」と伝えることから始めました。
それだけでも夫婦の関係性は良くなり、今では片方が疲れているときは、進んで家事を助け合える良い関係性を築けています。
もし今、夫婦間のモヤモヤや、家事の負担に悩んでいるなら、
ぜひ『影響の輪』に注目して、小さな一歩を踏み出してみてください!

このブログが、少しでもあなたの家庭にとってヒントになれば嬉しいです。
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